鬼滅の刃とドラゴンボールを読んで考えたこと
鬼滅の刃を読んでびっくりしたのはそんなに大事そうじゃないキャラクターの過去回想がいちいち展開されるってことでしたね。少なくとも私は他にそんな作品を読んだ事がありませんでした。
ドラゴンボールで栽培マンが登場して、みんながある程度苦戦しながら栽培マンを倒していくシーンで栽培マンが自爆する寸前に栽培マンが人間だった頃の走馬灯が描かれたりはしませんでしたよね
味方側のキャラクターはある程度深掘りされることがあるかもしれないけど。敵が可哀想な過去を振り返りながら死んでいくのは、斬新でした!
出て来てから死ぬまでが早すぎてそのキャラクターとの思い入れが少ないのでそのことについて感動っていうのはあんまりなかったのですが。逆に言えばテンポが良くて分かりやすかったです。この辺が、普段アニメを見ていない人達にも鬼滅の刃が受け入れられた理由なのかなと思います。
善逸が眠ったら覚醒することとか、猪之助の素顔が可愛らしいこともかなり早い段階で意外性が見えるもの新しいなと思いました。大体そういうのってもっと引っ張ってから明かされるのかなと思っていたので。いい意味で固定概念を突破してくれて、とにかくシンプルでで分かりやすい作品なんだなと感じました。
無惨様が下限の鬼達を滅殺シーンも好きでした。無惨様を見ているとドラゴンボールのフリーザ様はなんて慈悲深い、優しくて理想的な上司なんだろうと思いますね。フリーザ様はギニュー特戦隊を殺したりなんてしませんでしたからね!部下にもちゃんと敬語で接しています。働くなら無惨様よりフリーザ様の元がいいなと思いました。