ゲーム好きキャバ嬢のオタ活日記

社会不適合者ですが毎日幸せです。

パラノイアをはじめてオンラインで遊んだので、遊んだことのない人向けにレポします

パラノイアTRPGというシステムをはじめてオンラインで遊んできました!とっても楽しかったし、プレイする人が増えて欲しいので今回はパラノイアTRPGの魅力について書きつつ、オンラインセッションの感想を書いていきます。

 

 

TRPG(テーブルトークアールピージー)とは

 

まず、TRPG自体を知らない人のために説明すると主人公の目の前にモンスターが現れたとします。この時、普通のゲームなら「たたかう」「道具を使う」「逃げる」の」などのコマンドの中から選んで戦う事しか出来ません。しかしTRPGならもっとたくさんの選択肢があります。そう、TPRGなら。

 

自分が自由に作った主人公の能力でモンスターと「話し合う」事だったり「隠れる」事だったり「なでる」事だったり、他にも色んな事が出来てその結果がサイコロとGMゲームマスター)の裁量によって決まっていくという形式のゲームです。ゲームを支配しているのがプログラムではなく人間であるため、プログラムよりも融通の効いたプレイが出来ることがTRPGの魅力だと思います。

 

パラノイアTRPGをプレイした感想

Twitterパラノイアを回してくださるGMさんを見つけてリプライを送り、セッションに参加してみました。当日はGMさんが自作の資料を見せながらとても丁寧にルールの説明をしてくださって、みんなで一緒にキャラクターの能力値や設定を決めていきました。キャラクターを自由に作れるのも楽しかったです。

 

サイコロを振って持ち物を決定するのですが、この時の私の持ち物は「使用済みの切符」と「電気ドリル」と「ウラン燃料棒」でした。

 

もともと自由度の高いゲームであるTRPGの中でもパラノイアは特に自由度の高いゲームです。今回担当してくれたGMさんの話がとても分かりやすかったのでそのまま書くと

 

通常のTRPGでは敵に銃を撃つ時に敵が転んでいれば

 

PL「敵が転んでいるので当たりやすくなりませんか?」

GM「当たりやすくなることにしましょう」

 

と提案する事が出来ますがパラノイアでは例え敵が転んでいなくても

 

PL「敵は転んでいるかもしれないので、当たりやすくなりませんか?」

GM「転んでいるかもしれませんね、当たりやすくなることにしましょう」

 

と提案することが出来ます。

 

許可するかどうかはGMの裁量ですが、選択肢が広いことは魅力ですよね!他にも「敵は昨日心配事があって寝付けなくて動きが遅いと思うので当たりやすくなりませんか?」「敵は太めの体型なので当たりやすくなったりしませんか?」など思いついたことを何でも言うことができます。

 

さて、パラノイアは通常上司からのミッションを仲間と協力してこなしていくゲームなのですが、パラノイアに不慣れな私は開始そうそう何をしていいのか戸惑っていました。何故なら今回のシナリオはミッションが何なのか分からない状態からスタートしたからです。まずミッションが何なのかを突き止めることこそが私たちのミッションでした。

 

上司に依頼されたミッションがあるはずなのにそれが何か分からない、どうしよう。

 

ネット通販で買った食べ物をみんなで食べたり、市役所のようなところで書類を偽造したり、事故にあって負傷している人から身分証明書を盗んでその人に成り変わってみたり。3人で協力しどうにかミッションをこなそうと頑張っていたのですが、そもそもこなすミッションが何なのかが分からないので一向にミッションは進みませんでした。

 

そして、そうこうしているうちに私たちは原子炉にたどり着きます。でも、ミッションが何か分からないので手探りで色々試してみるしかありません。

 

私「ウラン燃料棒を投げてみます」

仲間1「では僕はそのウラン燃料棒をハンマーで殴ります」

仲間2「ではそのウラン燃料棒になります」

仲間3「私さんを盾にします」

 

私が持っていたウラン燃料棒(に成り変わった仲間2)が核に触れて爆発し、あたり一帯が消し飛び、しかし色々あってミッションは成功ということになりました。見事ゲームクリアです!仲間と旅した思い出が宝物になりました。

 

パラノイアだけではなくTPRGの面白さは同じシナリオでも自分がその時何をして何を言ったかによって全然違う過程と結果が起こり、自分と仲間達だけの思い出がところにあると思います。

 

興味を持った人はぜひ遊んでみてください。

 

パラノイア【トラブルシューターズ】

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